中国 七塔寺、天童寺、少林寺を訪れました

11月6日~10日、住職が所属する、禅文化洞上墨蹟研究会と日中禅文化交流協会の一員として訪中いたしました。
この訪問は、日中禅文化交流協会の大谷哲夫会長(駒沢大学前総長)の著書「永平の風」の中国語訳本の完成を記念してのもの。
道元禅師の上陸された寧波七塔寺、修行の地天童寺、更に達磨大師面壁九年の少林寺において贈呈式が営まれ、厚い展待を頂戴いたしました。
浙江省寧波郊外の天童寺。 栄西禅師が二度に亘り修行。その足跡を慕って道元禅師が上山、如浄禅師の下で修行し、正伝の仏法を承けられた。
河南省鄭州の少林寺、今は武術学校でも有名。広大な寺域の後方に達磨大師坐禅の洞窟がある。ふもとには「初祖庵」。
初祖達磨大師はこの地で面壁九年。命がけで法を求める二祖慧可に正伝の仏法を授けた。その洞窟はこの山頂。一千余段の石段を登り、しばしの坐禅をいたしました。